2017年1月14日土曜日

ヒトラー英雄論

よもぎねこです♪さんのブログです




引用

 ヒトラーはアジアに何も悪い事をしていません。
 アジアに悪い事をしたのは、イギリス、フランス、オランダ、アメリカ、それにポルトガルなどです。
 これらの国々はアジア諸国を侵略支配して、数百年に渡りアジアの諸民族を奴隷化しました。
 またその過程で虐殺や文化破壊も行いました。
 アジアの人々からすれば、悪いのはイギリス、フランス、オランダ、アメリカ、ポルトガルなどであってドイツではありません。
 ドイツはこのような国々を、後ろから打ん殴り叩きのめしてくれたのです。
 実際第二次世界大戦中、ドイツがヨーロッパで大暴れして、こうした国々の国力を大きく削いでくれたことは、後にこれらの国々が独立するための大きな助けになりました。
 アジアに植民地を持っていたヨーロッパの国々の中で、唯一第二次大戦中にドイツの侵攻を受けなかったのはポルトガルです。
 このポルトガルだけは第二次大戦後もアジア、アフリカの植民地を維持し続けたのです。
 その為ポルトガル植民地だった東チモールやアフリカのアンゴラの独立戦争は数十年に渡る凄惨な物になりました。
 これを思えば、第二次大戦後数年で独立できたアジア諸国は、幸運そのモノです。
 ワタシが東チモールの独立派だったら思うでしょう。
 ああ、ヒトラーがポルトガルまで侵攻していてくれたらなあ・・・・。
 ユダヤ人の虐殺もユダヤ人にとっては大変気の毒だし、大変悪い事です。
 しかしヒトラーのユダヤ人虐殺程度の虐殺は第二次大戦後も何度も起きていますし、またそれ以前にもありました。
 共産主義者はヒトラーのユダヤ人虐殺より一桁多い人間を殺しています。
 オランダなど長期の植民地支配の過程で殺した人の数も、ヒトラーに引けは取らないでしょう?
 オーストラリアやアメリカで行われた原住民虐殺だって大変な規模です。
 勿論、ユダヤ人が自分達の仲間を殺したヒトラーを憎み非難するのは当然です。
 しかしそれを言うなら、インドネシア人はインドネシア人を殺したオランダを非難するのも当然でしょう?
 人間は普通、他人を殺した奴より、自分の身内を殺した奴の方が憎いし、また自分の身内を殺した犯人を懲らしめてくれた奴がいれば。たとえソイツがどんな凶悪犯でも恩人として感謝するのです。
 何でアジア人が自分達アジア人を殺した宗主国よりも、ユダヤ人を殺したヒトラーを優先的に恨む義務があるのですか?
 少し脱線するけど、ユダヤ人迫害はヨーロッパ全体で伝統的に行われていたことで、ヒトラーの発明でも専売特許でもありません。
 だからナチが東欧諸国を占領した時に、地元の人達がナチに便乗してユダヤ人の大虐殺をやりました。
 ポーランドなど第二次大戦終結後にポーランドに戻ってきたユダヤ人を虐殺すると言う事までやっています。
 またパレスチナ問題に絡んで、イスラム諸国の反ユダヤ主義も燃え上っています。
 ところが大変奇妙な事に、ユダヤ人団体はこうした問題は一切不問に付して、ひたすらナチのユダヤ人迫害だけを問題にしているのです。
 しかし反ユダヤ主義はナチだけの問題でない以上、ナチだけ叩けば反ユダヤ主義が解決するはずもないのです。
 それなのにナチに関してだけは、仮装行列の衣装でも、アイドル歌手のコスプレでも大騒ぎするのに、他のホロコーストや反ユダヤ主義一切問題にしないのはなぜでしょうか?
 日本や台湾の仮装行列やコスプレよりも、イスラム教徒による反ユダヤ主義の方が余程深刻で、危機的でしょうに。
 こうしたユダヤ人団体の対応を見ていると、要するにイスラム教徒による反ユダヤは怖いから何も言えない。
 日本のアイドルやその他アジアのコスプレは、他意がないので文句を言えば直ぐに謝罪する。
 だから安直に叩きやすい所を叩いて見せるだけ、と言う極めて姑息な対応だとしか思えません。
 なるほどユダヤ人が長い間迫害されたのは気の毒です。
 しかし今はイスラエルと言う結構な強国を作り、近隣諸国を圧迫している立場です。
 だから好い加減に被害者専業と言う立場は捨てて、反ユダヤ主義には強国としての品位ある対応を取るべきでしょう。
 そうしないといつまで経っても差別される側にいるしかないでしょう。
 本当の意味でユダヤ人がその知性と能力に相応しい敬意を受ける為には、強国イスラエル国民としての品位を雅量を身に着けるべきです。
 それにしても、そもそもナチズムが非難されるのは、ドイツ民族至上主義を掲げて、他のヨーロッパの民族を隷属支配、或いは抹殺しようとしたからです。
 だからヨーロッパ人がナチズムを非難し、ヒトラーを憎むのはわかります。
 しかしアジア人がそれ付き合う義務はないでしょう?
 だってヒトラーがナチズムを掲げていた頃、欧米では白人至上主義が当然視されていました。
 ウッドロー・ウィルソンは民族自決原則から、アジア・アフリカの民族は除外しました。
 ルーズベルトは「日本人の頭蓋骨は我々白人から2000年遅れている」と言いました。
 こんな事を言っている人間がナチスの人種科学を非難できるのでしょうか?
 しかしこれが当時の欧米のリベラリズムだったのです。
 白人が白人を隷属化し抹殺するのがナチズム。
 白人が有色人種を隷属化し抹殺するのが、当時の欧米リベラリズム。
 前者は絶対悪だが、後者は人道主義と言うのは、レイシズムの極致でしょう?
 ヒトラーが悪人と言うのは、欧米の立場の話です。
 欧米の植民地化に苦しめられたアジア・アフリカの人々からすればヒトラーは邪悪な欧米人を懲らしめる為に神様が送ってくれた英雄です。
 第一次湾岸戦争の時、イスラム諸国ではサダム・フセイン支持のデモが吹き荒れました。
 インドネシアでもデモ隊の人達が、「サダム・フセインもヒトラーもユダヤ人と戦った英雄だ!!」と言っていました。
 インドネシアの総人口の90%はイスラム教徒ですから、コーランの規定からも、また現在のパレスチナ問題からも当然反ユダヤなのです。
 そして歴史を学べば、インドネシアの植民地支配で苦しめたオランダを倒してくれたのはヒトラーです。
 そういうヒトラーをインドネシア人が英雄と思うのは当然ではありませんか?

引用以上

   確かに第一次世界で敗れたドイツはその植民地を全て失いました。ヒトラーの頃ドイツは植民地を持っていません。イスラム教徒から見ればユダヤ人と戦った英雄と言えるかもしれません。私は英雄とは思わないけどね。

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